
車検の基礎知識

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更新日:2026/07/21

軽自動車の車検をできるだけ安く済ませる方法として、「ユーザー車検」を検討している方も多いのではないでしょうか。
2026年7月時点では、一般的な自家用軽自動車のユーザー車検費用は、合計26,640円が目安です。ただし、2026年11月1日以降に保険期間が始まる自賠責保険は値上げされるため、同じ条件でも27,760円が目安になります。
ユーザー車検は車検基本料金や代行料金がかからない一方で、予約、点検、書類の準備、検査ラインでの操作を自分で行わなければなりません。車の状態によっては、事前整備や不合格後の再検査にも費用がかかります。
この記事では、軽自動車のユーザー車検にかかる費用の内訳、必要書類、当日の流れ、追加費用、業者車検との違いを分かりやすく解説します。
※金額は沖縄県・離島を除く自家用軽自動車を想定しています。
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2026年10月31日までに保険期間が始まる自賠責保険を24か月契約し、初度検査から13年未満の一般的な自家用軽自動車を持ち込む場合、費用は次のとおりです。
| 費用の種類 | 金額 |
|---|---|
| 自賠責保険料・24か月 | 17,540円 |
| 自動車重量税 | 6,600円 |
| 検査手数料 | 2,500円 |
| 合計 | 26,640円 |
検査手数料は、2026年4月1日から2,200円から2,500円へ改定されています。
なお、26,640円は、部品交換や事前整備が必要ない場合の法定費用です。タイヤ、ブレーキ、ライト、ワイパーなどに不具合があれば、別途整備費用が発生します。
2026年11月1日以降に保険期間が始まる自賠責保険は、軽自動車の24か月契約が17,540円から18,660円へ引き上げられます。
| 費用の種類 | 2026年10月31日まで | 2026年11月1日以降 |
|---|---|---|
| 自賠責保険料・24か月 | 17,540円 | 18,660円 |
| 自動車重量税 | 6,600円 | 6,600円 |
| 検査手数料 | 2,500円 | 2,500円 |
| 合計 | 26,640円 | 27,760円 |
自賠責保険料は、車検を受けた日ではなく、保険期間が始まる日によって適用料金が決まります。2026年秋以降に車検を受ける方は、保険の始期を確認しましょう。
自賠責保険は、すべての自動車に加入が義務付けられている保険です。車検後の有効期間をすべてカバーする必要があります。
通常は24か月契約ですが、現在の自賠責保険期間が不足している場合や車検切れの場合は、25か月契約が必要になることがあります。
| 保険期間 | 2026年10月31日まで | 2026年11月1日以降 |
|---|---|---|
| 24か月 | 17,540円 | 18,660円 |
| 25か月 | 18,040円 | 19,170円 |
25か月契約では24か月契約より費用が高くなるため、現在の自賠責保険証明書で満了日を確認してください。
軽自動車の重量税は、車両の重さではなく、初度検査からの経過年数やエコカー減税の対象状況によって変わります。
| 車両の条件 | 2年分の重量税 |
|---|---|
| エコカー減税で免税 | 0円 |
| エコカー・本則税率 | 5,000円 |
| 初度検査から13年未満 | 6,600円 |
| 初度検査から13年以上 | 8,200円 |
| 初度検査から18年以上 | 8,800円 |
自分の車の正確な重量税額は、車検証を用意したうえで、軽自動車検査協会の「次回自動車重量税額照会サービス」で確認できます。
軽自動車を自分で軽自動車検査協会へ持ち込む場合、検査手数料は2,500円です。
内訳は、検査手数料2,100円と技術情報管理手数料400円です。
ユーザー車検だからといって、整備費用が必ず0円になるわけではありません。
次のような不具合がある場合は、検査前または不合格後に整備・交換が必要です。
予備検査場を利用する場合も、数千円程度の費用がかかることがあります。料金は施設や検査項目によって異なります。
2026年10月31日までの自賠責保険料を使って計算すると、年式別の目安は次のとおりです。
| 車両の条件 | 自賠責保険 | 重量税 | 検査手数料 | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| 13年未満 | 17,540円 | 6,600円 | 2,500円 | 26,640円 |
| 13年以上 | 17,540円 | 8,200円 | 2,500円 | 28,240円 |
| 18年以上 | 17,540円 | 8,800円 | 2,500円 | 28,840円 |
2026年11月1日以降は自賠責保険料が1,120円上がるため、13年未満で27,760円、13年以上で29,360円、18年以上で29,960円が目安です。
ユーザー車検と業者車検では、法定費用以外の部分に違いがあります。
| 比較項目 | ユーザー車検 | 整備工場などの車検 |
|---|---|---|
| 法定費用 | 必要 | 必要 |
| 車検基本料金 | 原則不要 | 必要 |
| 検査・手続き | 自分で行う | 業者が対応 |
| 点検・整備 | 自分で手配 | 点検後に提案 |
| 不合格時の対応 | 自分で整備・再検査 | 業者が対応 |
| 平日の時間確保 | 必要 | 店舗によって異なる |
| 整備保証 | なし | 店舗によってあり |
ユーザー車検が安いのは、点検や整備そのものが不要だからではなく、業者に支払う基本料金や検査代行費用がかからないからです。
車の整備に詳しく、自分で点検や手続きを進められる方には向いています。一方、車の状態に不安がある方や、平日に時間を取りにくい方は、整備工場へ依頼した方が負担を抑えられる場合があります。
車検では、検査時点で車が保安基準を満たしているかを確認します。今後2年間、故障しないことや安全に乗り続けられることを保証する検査ではありません。
また、車検と法定24か月点検は別の制度です。ユーザー車検でも定期点検整備の実施義務がなくなるわけではありません。
点検整備記録簿を提出せずに車検を受けることはできますが、その場合は車検証の備考欄に点検整備記録簿の提示がなかったことが記録されます。
安さだけでなく、ブレーキ、タイヤ、足回り、オイル漏れなどを適切に確認できるかを踏まえて判断することが大切です。
ユーザー車検では、主に次の書類を用意します。
軽自動車税の納付情報が軽JNKSに登録され、電子的に確認できる場合は、原則として納税証明書の提示を省略できます。ただし、納付直後などは確認できない場合があるため、心配な方は証明書を持参しましょう。
継続検査申請書や自動車重量税納付書は事前にダウンロードできるほか、検査場の窓口でも入手できます。
まずは車検証、車検証閲覧アプリ、自動車検査証記録事項などで満了日を確認します。
2025年4月1日以降は、満了日の2か月前から満了日までの間に車検を受ければ、残っている有効期間を失わずに更新できます。
詳しくは「車検はいつから出せる?満了日の2ヶ月前からOK」をご覧ください。
ライト、タイヤ、ワイパー、ブレーキ、ガラス、下回りなどを確認します。自分で判断できない部分は、整備工場や予備検査場に相談しましょう。
軽自動車のユーザー車検は、軽自動車検査協会の検査予約システムから予約します。初めて利用する場合は、アカウント登録が必要です。
普通車を扱う運輸支局ではなく、軽自動車検査協会へ予約する点に注意してください。
車検証、自賠責保険証明書、点検整備記録簿などを準備します。自賠責保険の更新も、検査前に済ませておきましょう。
窓口で申請書類を作成し、自動車重量税と検査手数料を納付します。初めての場合は時間に余裕を持って到着しましょう。
一般的には、次のような検査が行われます。
操作方法が分からない場合は、受付時や検査員に初めてであることを伝えてください。
すべての検査に合格すると、新しい車検証と検査標章が交付されます。検査標章は、決められた位置に貼り付けましょう。
初回検査と同じ日に整備して再検査を受ける場合、限定自動車検査証の交付を受けていなければ、最大2回まで手数料不要で再検査を受けられます。
つまり、初回検査を含めて同日中に合計3回まで検査ラインへ入れます。
当日中に対応できない場合は、限定自動車検査証の交付を受け、検査日を含めて15日以内に再検査を受けます。この場合の検査手数料は2,100円です。
16日以上経過した場合や限定自動車検査証の有効期限が切れた場合は、2,500円を支払い、すべての項目を最初から検査します。再予約も必要です。軽自動車検査協会の再検査案内
名古屋ナンバーの軽自動車は、名古屋市港区にある軽自動車検査協会愛知主管事務所で受検します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県名古屋市港区いろは町2丁目56番1 |
| 受付時間 | 8:45~11:45/13:00~16:00 |
| 休業日 | 土曜日・日曜日・祝日、12月29日~1月3日 |
| 対象 | 名古屋ナンバー |
稲沢市などの尾張小牧ナンバーは、愛知主管事務所小牧支所が窓口です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県小牧市新小木3丁目36番地 |
| 受付時間 | 8:45~11:45/13:00~16:00 |
| 休業日 | 土曜日・日曜日・祝日、12月29日~1月3日 |
| 対象 | 尾張小牧・一宮・春日井ナンバー |
いずれも平日の日中のみの受付です。予約枠や受付時間は変更される可能性があるため、受検前に軽自動車検査協会で最新情報をご確認ください。
ユーザー車検との差額だけを見るのではなく、点検、整備、手続き、再検査対応にかかる時間まで含めて比較しましょう。
やさしい車検名古屋は、愛知運輸局認証の国家認証工場です。車検前に車の状態を確認し、必要な整備内容と費用を分かりやすくご説明しています。
不要な部品交換を無理におすすめせず、車の使用状況や今後の乗り換え予定も踏まえて整備内容をご提案します。
名古屋南店、名古屋丸の内店、稲沢市役所前店の3店舗で、軽自動車の車検を受け付けています。
「ユーザー車検にするか迷っている」「自分の車はいくらかかるのか知りたい」という方は、まずは車の状態と費用をご相談ください。
2026年10月31日までに保険期間が始まる自賠責保険を利用する場合、13年未満の一般的な自家用軽自動車で26,640円が目安です。2026年11月1日以降は、自賠責保険料の値上げにより27,760円が目安になります。
2026年10月31日までは28,240円、2026年11月1日以降は29,360円が目安です。エコカー減税や自賠責保険の契約期間によって金額は変わります。
初めてでも受けられます。ただし、事前予約、書類作成、車両の点検、検査ラインでの操作を自分で行う必要があります。操作が分からない場合は、検査員に初めてであることを伝えましょう。
原則として受けられません。軽自動車検査協会の検査業務は平日の日中に行われており、土曜日・日曜日・祝日は休業です。
不要ではありません。車検は検査時点で保安基準を満たしているかを確認する制度であり、次の車検までの安全を保証するものではありません。法定24か月点検も別途必要です。
軽自動車のユーザー車検費用は、2026年10月31日までなら26,640円、2026年11月1日以降は27,760円が目安です。
ただし、これは13年未満の一般的な自家用軽自動車で、修理や部品交換が必要ない場合の金額です。年式が古い車や整備が必要な車では、追加費用がかかります。
ユーザー車検は費用を抑えやすい一方、点検、予約、書類作成、検査、不合格時の対応をすべて自分で行わなければなりません。金額だけでなく、車の状態や必要な整備を自分で判断できるかを踏まえて選びましょう。
やさしい車検名古屋では、事前に車を確認し、必要な整備内容と費用をご説明しています。ユーザー車検と迷っている段階でも、軽自動車の車検費用についてご相談いただけます。
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